初夏の贅沢!「菊乃家」で鮎三昧 後編

前回のあらすじ (できれば、まず 前編 からご覧ください)

おいしい鮎を食べようと、鳥取市河原町河原の「菊乃家」さんにお邪魔したのんきー達。しかし、今年の鮎漁は不漁とのこと。

のんきー達は鮎に会えるのか?


そんな中、ついに第一鮎を発見か!?


「君は!」
「もしかして、
    第一鮎くん!?」

「ぼ、ぼくは…」
〝パカッ〟

「ぼくは、うるかです。」
意味のない展開で、イライラさせてスミマセン。
まあ、その位うれしかったということです。

運の良い事に、予約の電話が早かったため、のんきー達は無事に鮎にありつけたのです。
大体、予約してたのにもし万一鮎がないなんてことになれば、あらかじめお店から連絡があったはずですよね。

うるかは、鮎の内臓の塩辛みたいなものです。
ちびちびつまむと、なんとも良い香りがします。
これがいわゆる川の苔の香りなのでしょう。
絶対に白いご飯にも合うと思います。

あらかじめ、同行者に帰りのハンドルをお願いしていたので、
生ビールを頼みました!
冷え冷えです。たまらんです。
昼間からスミマセン。
バチが当たりそうです。
これは、
「蜜うるか」
少し甘く煮てあります。
さっきのは、「苦うるか」と言うそうです。
「鮎の洗い」です。
写真が下手でわからないですが、
上品な白い切り身が何枚も重なっているのです。
鮎の身は、ほのかに甘くてさわやかです。
お醤油でもおいしかったですが、苦うるかを少し付けて食べてもおいしかったです。
「鮎一夜干し」です。
手づかみで、ガブッといただきました。
中骨が取ってあるので残さずペロリです。
良い塩加減でした。
川魚特有の風味が素敵。
ここらで日本酒にチェンジです。
まずは、鳥取県東部に敬意を表して、
「諏訪泉」の冷酒です。
その後、鳥取県中部が誇る「鷹勇」の冷酒も頂きましたが、写真撮り忘れました(/。\)
続きまして、
「鮎背越し」です。
若鮎のさわやかさが堪能できます。
初夏ならでは、なんでしょう。
などと、わかったような事を言ってますが、
本当は、「はじめ人間ギャートルズのマンモスの鼻の輪切りみたいだな」と思いながら食べてました。
自分が鮎だったら、この食べられ方は避けたいなあ。
背越しは、山椒の効いたさわやかなタレに付けて食べるのです。
どんどん出てきます。
次は、
「鮎煮付け」です。
きれいに煮付けてあります。
味付けも、甘過ぎず辛過ぎず、ホクホクで最高です。
鮎のお腹のあたりの香りが良いなあ。
「鮎の山椒味噌焼き」です。
山椒味噌が、ほっくり甘くて、香りが良くて、鮎にぴったりでした。
飲みながら、チビチビ食べていては間に合わないペースで鮎達が出てきます。
なんて幸せなんだ。なんて贅沢なんだ。

「鮎姿寿司」です。
背開きにした酢締めの鮎の下には、しっかり寿司飯が詰まっています。
パクパク食べました。うまいなあ。
「鮎塩焼き」です。
やはり、鮎と言えば塩焼き、というイメージがあります。
うますぎです。王道のうまさです。
これだけ鮎を食べても全く食べ飽きません!
毎朝食べたいです。
「うるか茄子」です。
うるかを使って、茄子が煮付けてあります。
ほのかな苦みが茄子の甘みと合わさってなんともうまいです。
あー、日本って素敵!
「鮎甘露煮」です。
甘露煮というと、元の魚が何かわからなくなってしまう濃い味のものもありますが、
程よい味付けで鮎の風味も活きててうまかったです。
これが、後に出てくる白ご飯にこわいほど合いました。
「鮎天ぷら」です。
熱いうちに、ハフハフ頂きました。
鮎のほろ苦さが最高です。
なんて贅沢なんだ。
自分はこんな贅沢をしてもよい人間なんだろうか(・・;)……なんて、考えさせられる程うまかったです。
「ご飯」と「漬物」と「鮎味噌汁」です。
味噌汁の中にも鮎がいますね。
鮎と茄子って合いますね。
「デザート」です。
しっかり甘いんですが、
さっぱりしてうまかったです。

鮎でお腹一杯になるなんて!

すごくおいしかったです!

ごちそうさまでした。

そして、ほぼ一見さんの我々にも優しく接して頂いたお店の方々、ありがとうございました。


今年の夏はもう思い残す事はありません!
今年の夏はもうごちそうは要りません!

さあ、頑張って働いて、来年も鮎食べに行こう!

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のんきーのはらぺこ日記 ~鳥取県で食べます~

ごはんと昼寝と動物が大好きな、のんきーのはらぺこな日常です。