「どさん子大将 倉吉店」で「みそラーメン」 シリーズ「どさんこをゆく」第1回

平日のお昼に、倉吉市米田町の「どさん子大将 倉吉店」さんにお邪魔しました。
(この記事はシリーズ「どさんこをゆく」の第1回です。)

「どさんこ」系のラーメンと言えば、
昔から身近にあるチェーン店なのですが…
実は「どさんこ」系チェーンには、
主に3チェーンあるってご存知でしたか?
そして3つのチェーンの各本部間には全く繋がりがないのです。
今回調べてみるまで、のんきーは全然わかってなかったです(・・;)
「そんな事常識だよ」って方も多いかもしれませんが、のんきーの備忘録代わりにちょっと整理してみますね。

第二次世界大戦後しばらくして、札幌にラーメン店が増え始めました。
そして、1955年に初めて「みそラーメン」が開発され、それを食べた「暮しの手帳」の編集長花森安治により紙面で紹介されたりして、全国的な「札幌ラーメンの大ブーム」が始まりました。
(その後全国的なブームは終息しているのは皆さんご存知の通り)
その札幌ラーメンのお店のひとつが全国チェーン化したのが「札幌ラーメン どさん子」チェーンです。

・「札幌ラーメン どさん子」
1961年創業。1967年よりチェーン展開を開始。「どさんこ」系チェーンの元祖。瞬く間に店舗が増え、ピーク時には全国1200店舗に。その後ブームの終息により店舗数が減少。現在「食べログ」への掲載は全国152店舗。鳥取県には「札幌ラーメン どさん子 北条店」さん1軒。ペリカンがロゴマーク。

そして、「どさん子」チェーンの隆盛を見て、後追いのチェーンたちも誕生しました。

・「どさんこ娘」
1968年創業。後追いチェーン。当初は、「どさんこ娘(こ)」であったが、1969年に「どさん子」からの提訴に負けて「どさん娘(むすめ)」となった。ピーク時には全国800店舗。その後ブームの終息により本部は解散。現在「食べログ」への掲載は全国30店舗。鳥取県には「どさん娘 北栄店」さんの1軒。アイヌのひげ男性と女性がロゴマーク。

・「どさん子大将」
1969年創業。後追いチェーン。ピーク時には全国700~800店舗。その後ブームの終息により本部は撤退。現在「食べログ」への掲載は29店舗。鳥取県には「どさん子大将 倉吉店」さんと「どさん子大将 大山店」さんの2軒。キャッチフレーズは「ザ・ラーメン」。

うーん(・_・)知らないことばかりでした。
元祖とか後追いとか書きましたけど、栄枯盛衰が激しい飲食業界において、1960年代という太古から続いている店々には、もはや関係ないですよね。
また、チェーンではなくなり店舗数も激減した「どさん娘」さんや「どさん子大将」さんですが、鳥取県に元気で営業しておられる店舗が残っている(しかも主に中部に!)のは、うれしくもあり興味深くもあります。

「どさん子大将 倉吉店」さんの店内の様子です。
(つまりこのお店は、現在はフランチャイズ加盟店じゃなくて個人のお店ということ。)
「ザ・ラーメン」ののれんが素敵です。

札幌ラーメンの大ブームは、はるか昔の話なのかもしれませんが、札幌ラーメンは日本の大切な食文化のひとつになっています(*^ー^)ノ♪
男達は、札幌ラーメンが好きなのだ!

メニューです。

餃子もうまそうですね(* ̄∇ ̄*)

テーブル上には、力強そうな調味料達が並んでいます。
やっぱり「みそ」が基本だよな。

のんきーは、
「みそラーメン定食」(750円)
を頂きました。
どどーん!
まず、ごはんの盛りが素晴らしいです。
お茶碗ではなく、どんぶりにどかっと盛ってあります。
しかもごはん粒が立っててのんきー好みでした(*´∀`)

みそラーメンです。
濃厚なみそスープは、ニンニクもしっかり効いてて、ごはんもすすみます(*^ー^)

麺は、札幌ラーメンらしく太くてどっしりしています。
縮れは少なめかなあ。

うまかったです。
パワー溢れるラーメン定食でした(*´ー`*)

「どさんこ」系。
似た名前でも全然違う系列なんですね。
さらに、同じ系列でも店舗により味がずいぶん違うらしいですよ。
県内の「どさんこ」系を全制覇したくなっちゃいましたよΨ( ̄∇ ̄)Ψ

よし、決めました!
これから県内のどさんこを巡る旅に出ることにします!

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のんきーのはらぺこ日記 ~鳥取県で食べます~

ごはんと昼寝と動物が大好きな、のんきーのはらぺこな日常です。